恋せよ大学生

　　こんばんは、Iryです。

この話は中距離恋愛　「大丈夫。」　の続きの電話の話になっています。

ですので、「大丈夫。」　と　その前の　「杞憂；」　を読んでいただければ

なんとなく話を理解していただけると思います。

　次の日がバイトの日だったこともあって、電話を掛けてメグの声が聞けたら

すぐ寝ようなんて思っていたんですが、いざ電話をかけてみると

「で・・・でない・・・。」

虚しく鳴り響くコール音。。メグがでないことって結構あるけど、

声くらい聞かせてくれてもいいじゃんっ

って思いつつ、とりあえず電話を切って寝ようと、うとうとしていると

携帯が鳴る音が。。ちなみに着メロは最初から入ってた奴です笑

「もしもし、メグ？　寝たかと思ったよ・・・」

「ごめん・・」

てな調子で始まった電話だったのですが・・・・

3日間合宿に行っていたメグの話しを聞いてるうちに、メグのご機嫌も良くなってきて、

メグはこの前も話しましたが、このブログを見るので、自然とその話に。。

ただ、それが火種を投じるとは。。。。

それは、俺のこんな一言から始まりました。

「そうだ、さっきのメールの返事まだ聞いてないな」

さっきのメールの内容（一部だけ）

メグのことを支える前にメグの気持ちを確かめて置きたいんだ。

俺に対してどれくらい本気なのかなって思って

という内容のメールでした。（内容について突っ込み禁止！されると顔が紅くなってしんじゃいます）

「ゆうのこと（ゆう　＝　Iry）好きだよ、それは今も昔も変わらない・・・でも」

おぉ、なかなか嬉しいこと言ってくれるよね。流石5年間付き添ってるだけあるよ！

なんて喜んでると、なんだか嫌な予感が。。　でも・・・って何っ！！

「でもね、ゆうが幸せになれる方を選べばいいんじゃないかな？」

「幸せになれる方を選べってどういうこと？」

「私がわがままなのは私も分かってるから。付き合うのも別れるのもゆうが決めてってこと。」

喧嘩のときっていつもこんな感じです。押されに押される。。。

でもってこういうときのメグはブラックメグになって冷静でとっても怖い＞＜

「俺のこと好きやのにそんなこと言うん？てかさ、メグ好きって言いながら

メールとか電話とか全然くれなくなったやん。」

「それはゆうの恋愛観でしょ？私とゆうの恋愛観は違うもん。私は携帯なんかで

つながりあってることを証明するなんて嫌だ。」

一つIryの方が長く生きているつもりですが、この言葉を聞いて

喧嘩中だってのに、こいつすげぇって感動しちゃいました＞＜；

必死抵抗してみるものの。。。

「俺たちは遠距離恋愛だから、みんなと違って携帯が少し重要やわけやん。

じゃあメグは俺のこと好きなのに俺に合わせることは出来ないってこと？」

「そんなに言うなら、ゆうの恋愛観に合う子と付き合えばいいやん。

私はこの意見は絶対に変えれないと思う。」

突き放されちゃうわけですね。。

俺としてもはじめはまだ冷静に喧嘩してたんですが、だんだん冷静さを失ってきて

どんどん意地になってくるんですよね。

んでもって、大事なことを見失う。

一番何が大事なのか、俺にとって大事なのは

いつでもメグだったのに、ほんとうはそんなこと言いたくなかったのに。。

でも、男のプライドっていうくだらないものをもったばっかりに。。。

絶対言ってはいけない言葉を

ついに・・・

「メグ、そこまで言うなら・・・・別れよう。」

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